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募集は終了しました

「青年に社会参加の場を設け、活動をとおし交流や連帯を図るなかで、平和や人権が尊重される社会の実現に貢献できる人権意識と国際感覚を身につけた青年の育成」を目的とするインターユース堺の、2017年度に活動をおこなう13期団員募集します。

 その年間の活動の主要行事となるのが、海外派遣活動「スタディツアー」であり、今年度は8月9日~19日で実施の予定です。

 今年度から行先は台湾となりますが、台湾と言えば日本からの旅行者も多く訪日者数も多い、大交流国でもあります。このブログをお読みの方の中にも行ったことのある方は多く、「台湾なら知っている!」という方も多いのではないでしょうか?

 では、そんな皆さんにお尋ねしますが、台湾って「国」でしょうか?

同じように、そこに暮らしている方々は「何人(民族・種族)」でしょうか?等々、知っているようで知らないこと、知らないけれど知ったつもりになっていることが多いのも台湾の一つの魅力かもしれません。

 さらに知られているようで知られていないのが台湾原住民族についてです。現在台湾には公的に認められているだけでも16の民族があり、それぞれが独自の言語と文化を保存していますが、長い領有化に歴史の中で漢民族との接触など、様々な理由で固有の言語や文化が失われてきました。

 

今回のスタディツアーでは、そのような原住民族のコミュニティを訪問・交流し、文化の回復と保護や伝承について意見交換を行うなど、今後広まりゆくグローバル社会に向けた、地域社会における相互理解と友愛への道筋を探るとともに、二国間に留まらない異文化理解と多文化共生について考えていきます。

 このスタディツアーと共にIYSの研修のモットーでもある「当事者の声」を聴き、自分自身の目で見て、肌で感じ取り、自ら考え行動することのできる青年をめざし、人権意識と国際感覚の向上に取り組む意欲のある団員を広く募集します。

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